振り返るとかれこれ1年ほど前、銀行員時代の同期O君が僕の事務所に遊びに来たときのこと。

O君は早稲田大学大学院(WBS)に合格したらしく、4月から大学院生になるのだというのだ。僕からすれば、50歳になってからでも大学院生になれるというモデルケースが目の前に現れたことで、一気に興味が湧いてきてしまったわけで。。。

もちろん、大学院に通うということに全く興味がなかったわけではなく、いつかは行きたいと思っていながら50歳を超えてしまったというのが本当のところだった。とはいえ、そんな簡単に大学院行きを決められるわけもなく、50歳で大学院に通われた仕事上の先輩Y氏や同期のS嬢に相談したりして、とりあえず大学院選びから始めようということに。

いろいろ検討はしてみたものの、不動産と金融について深く学びたいという考えだったことと、身近にO君がいるという安易な考えから、WBSの夜間主プロフェッショナル(ファイナンス専修)がよいだろうということになった。

 

O君曰く、「大学院の試験は小論文と面接だけだから案外簡単に合格するよ」との言葉に騙されて、その年の11月に受験。

一次試験は「きりんの首はなぜ長いのか」といった論説に対して、論説を模式化したりミッシーに考えて抜けを指摘し論ぜよといった問題だったと思う。これで合否の判定なんてできるのかしらと思いながら、数週間後の合否発表で合格が判明。

その後、二次試験(面接)へ。3人の教授を目の前にした15分間の面接となるのだが、統計学の質問責めに会い爆死。これから学ぼうとしている人間に斯様な質問をして何を見ようとしているのか?と逆切れ質問までしてしまったし、周りの受験生はびしっとスーツで決めている中、僕だけはジーパンにティーシャツという出で立ち(ジャケットは着ていたけど)。完全に不合格を確信。

だけど、どういうわけだか合格してしまった。

 

同期の友人曰く、大学卒業後にどんな会社でどんな仕事をしてきたか、これから何をやりたいのかということの主張が明確だったところだけが評価されたのではとのこと。まあとりあえず合格できてよかったよかった。

 

しかし、合格直後から、その友人からとんでもな事実を聴かされることになるのだ。