正月明け、しばらくしてからO君と合う機会があったので、数学の勉強をかなり進めたことを自信満々に報告した。まあ、あれだけやったのだから自信を持ってもよいと正直思っていたのだが・・・

O君はいつも通りの淡々とした言葉で、

「よく頑張ったね。でも、そのレベルはある意味、高校数学、いや、大学数学を学ぶために、とりあえず中学レベルの数学を終えたってイメージだよ」とひとこと。。。

彼の持っていた「ファイナンス確率過程と数値解析」「ファイナンス計量分析」なる書籍を眺めさせてもらったところ、まったく算式の意味が解らない。というより、中には見たことすらない記号の羅列が。まさに暗号だ。

株価などの資産は、その価格が日々ふらふら変化しながらも(ランダムウーォクというらしい)、一定の方向性をもって変化するという動きをするので、単純ではないらしい。

要するに、y=ax+bとかy=ax^n+bx^(n-1)+cx^(n-2)+・・・といったシンプルな算式に、ランダム項と呼ばれる「ふらふらする項」が加わるということのようだ。

これを確率微分方程式という世界で解析していくらしいのだが、どうもこれまでにまなんだ方法では計算ができない世界らしい。例えば、高校までに学んだ積分が使えず、伊藤積分という別の方法を使わねばならないらしい(意味がわからんが、伊藤先生というのはとんでもなく偉い先生らしく、国際的にも超有名な方だという。)。

リーマンショック前に流行っていたブラックショールズモデルはまさにこの世界だという。。。

僕は、不動産金融工学を学ぼうと思って、この大学院に進もうと思っていたのだが、どうも不動産であってもこのロジックをまずは理解しないと先に進めないらしい。

 

うーん、この先、どうなってしまうのだろうか。

まだ中学レベルの数学を終えたに過ぎないとは。

期待より不安のほうが大きいなあ。。。