3月に発表された住宅地の公示価格は、2023年1月1日時点の価格に対して全国で2.0%、東京圏で3.4%の上昇となっていました。一方、中古の戸建て住宅取引に携わっている業界関係者の間では、必ずしもそのような感覚を持っていない人が多くいると感じています。都区部は値上がりが続いているものの、その他の地域は23年以降横ばい、あるいは値下がり傾向も見られるという声が聞かれます。今回は、1都3県の中古の戸建て住宅の成約データを用いて、都区部やそれ以外の地域における中古戸建て住宅の価格動向を探ってみたいと思います。続きはこちら